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【17日目】エベレストトレッキング:ルクラ2840m-カトマンズ【最後の戦い】

28Oct2011 Lukla-Kathmandu

もう寒い中起きて歩かなくてもいいというのに体はそんなことお構いなしに夜中何度も目覚め6時前には眠れなくなる。外に出てみると、白い山がちゃんと見え町はもう動き出している。夜中遅くまで「ジョシュエ」とかいう掛け声と歓声のお祭り騒ぎが聞こえてきてなかなか寝付けなかった。何やってんだろ、と真夜中布団から出て靴履いて宿を抜け出してみるも外でその姿は見えず諦めてまたふとんにはいる。

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【ルクラの青空マーケット】

最後の朝食にチベタンブレッドを戴きフライトの時間まで近くの「偽スターバックス」で時間を潰す。9時半頃、宿の兄ちゃんが「ソナム(彼はタラエアーで働いている)が空港に来いって電話があった」と店まで言いにきた。

その瞬間、やったフライト前倒しだ、乗れる!と直感し急いで宿に荷物を取りに戻り空港に。彼を見つけるのに時間がかかった。オフィスにいたソナムをようやく見つけたものの彼は時計をちらっと見てあとでそっち行く、と言ったのが彼の最後の姿であった。思うに彼が乗せてくれようとしたフライトに俺たちは間に合わなかったんだと思う。

10時半頃カウンターでチェックインが始まる。目の血走った客が我先にと手を出す。親父から2とスタンプの押されたボーディングパスを負けじとゲット。でも2って何?

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はっきり言って予約された(されていないと思うが)フライトが何なのかなんて関係ない。パスもらって待合室行けばそれでいいのだ。当然フライトナンバーだの時間などはどこにも書かれていない。朝喫茶店で一緒だったアメリカ人がボソッと言った。「ボーディングパス手に入れたことが重要なんだ・・」

待合室にはいるとさっきまで頻繁だった発着がいきなり来なくなる。晴れてはいるものの段々曇りが厚くなりはじめ寒くなってきて不穏な空気が客の間に流れ始める。も、もしかして…

その後3便ほど到着してものの他社のマークを見てはがっくりする。ま、まさかここにもう一泊?

12時前、お待ちかねの緑の機体到着。すっかり体の冷え切った客が歓び立ち上がる。彼らの手には1と2のボーディングパス。さぁどっち?生きるか死ぬかの緊張感が流れる。1のボーディングパスを握りしめた客は当然の顔で出口に殺到している。

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親父か叫ぶ。「2!」生き残った。。

当たりチケットを持った人間が某然とする1を尻目に出口になだれ込む。

積んできた荷物をおろし米の散らかったままのボロ機体に客を乗せるとすぐに出発。さっきまでいたルクラの町が遠くなる。あばよルクラ。当分来ねえよ。

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雲にはいるたびに嫌な感じで揺れるこのオンボロ飛行機。乗ってる客は15人。落ちたら日本人客2名の名前があった、とか騒がれるんだろうな。でも名前なんて管理されてないからなかなか判明しないな、とか考えてたらあっという間にカトマンズ到着。生きて戻れて良かった。

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【どんなに汚くてもいい。落ちなければ】

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ロボットみたいな動きをする爺さんの運転する車でタメルのホテルまで。ティハールのお祭りでいつもうるさい車とバイクがほとんどいなくて静かなカトマンズはいい雰囲気。お店も半分以上が閉まっていて代わりにちょっといい服をきた人たちがウロウロしてた。

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早速ホットシャワーを浴び、たまりにたまった洗濯物を外に出したあとは山中で夢にまで見た日本食を食べに行く。

まずはジャパレスでカツ丼、麻婆豆腐、餃子をたいらげる。うまい、うますぎる。食い物には苦労したこの16日間が普通のカツ丼を信じられないくらい美味しいものに変えていた。

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時間を置かず店を変えチゲ鍋とワッフルで小さくなった胃袋は張り裂けそうになった。

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【食べ続ける男】

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【カトマンズもティハール仕様で町が浮かれていた】

夜9時頃部屋に戻り即就寝。



≪追記≫11月7日、ネットで驚愕のニュースを発見!あと数日遅ければ心配が現実のものとなっていた!!
(↓リンク先へジャンプ↓)

エベレスト、悪天候で登山客数千人立ち往生 自力下山者も






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【16日目】エベレストトレッキング:ナムチェ3440m-ルクラ2840m

27Oct2011 Namche-Lukla

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【新しい朝が来た。希望のあ~さ~だ】

暖かい中清潔な部屋で目覚める幸せ。もう高山病に怯えることもなくただ鼻唄を歌いながら歩いていくだけの最後の日。FACEBOOKで友達にもなった宿のマネージャーTEZはお近づきのしるしに昨日の晩御飯のおかずだけでなくバッテリーチャージ代もサービスしてくれた。

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午前8時ナムチェを出発。

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気温快適、酸素濃厚、体調絶好調で飛ばしに飛ばす。

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09:40ジョルサレでお茶

10:25チェックポスト
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【これから上がる人お疲れ様です。きついですよ~】

10:40チュモア通過
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【初日に泊まった宿がもはや懐かしい】

歩きながら考えていた。もしかして今日中にカトマンズ帰れないかと。。山の中で考えることと言えばいつも食べ物のこと、時々お風呂。口開くと下界に降りたらあれ食べて温泉行って・・とかばかり。その夢の下界に今日辿りつけるのではないかと。ついつい登りもなんのそので必然的に足も速くなる。

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【上の方では1本300エンなり】

11時過ぎとある小さな休憩所で休憩しながらなかなかやってこないクマールを待つ。途中顔見知りのガイドが通り過ぎざまに「お宅のポーター20分向こうの村で座ってたよ。もうちょっと待ったら来るよ」30分以上待っても来ないので次のパクディンで待つことに。

12時半パクディン到着。
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お昼を食べながらクマールが追いつくのを待つが一向にやってくる気配なし。まさか途中で抜かれるわけないし、なんか嫌になってナムチェに帰ったんじゃないかとか、道中やたら出会う知り合いとゆっくりお茶でもしてんじゃないかとか、こっちもフライトのことが頭にあるので貴重な時間を浪費していることにだんだんイライラしてきた。今日飛べなくて明日から天気崩れて数日ルクラに缶詰になったらどうしてくれるんだよ。

最後にこれかよ。。奴が現れたのはなんと1時間半後の2時であった。。ずっと俺らを探してたというがこっちが先行してたのは明白なんだから彼にしてみればただ前進あるのみだったはず。言訳がましいことを並べるが彼の英語では何が真実なのかわからずすっかり待ちつかれた我々はこのイライラを無視という形で応え早速ルクラまで歩いていく。

今日は珍しく午後遅くなっても雲一つ出てこない。ルクラの町が近づいてくると遠くに飛行機のプロペラ音が聞こえてくる。まだ飛んでる!!焦ったように最後の長い登りを駆け足で(気分は走っている)上がっていく。もしかして今夜の晩飯はかつ丼いけるんじゃないかと。。音が聞こえるようになってすぐ着ける思っていたルクラの町は実はまだまだ遠くて町のはずれにある見覚えのあるアーチに着いたのは15:44であった。

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さすがにもう今から飛べないことを観念し4時過ぎチェックイン。あと2時間は早く到着できたのに・・と思うと残念でならなかった。それでも飛行機には乗れなかったのかもしれないが明日から天候崩れてフライトキャンセルになる可能性を考えると空港に突撃してみる価値は確かにあったのだ。

2週間すごくお世話になったクマールとは最後の最後に今日の件があっていい別れ方ではなかった。ナムチェからルクラまで1泊必要だ(日当&翌日”彼が“ナムチェに戻るため)とかちょっとせこいとこあったけどすごくいい人だった。だが今日の失態でパー。約束のものを渡してさよなら。最後に晩飯でも一緒に食べればよかったとちょっと後悔。大人の対応すべきだった。。

荷物を置いて町を歩きモモ、サモサ、お茶で無事に帰ってきたことを祝う。

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そして10月18日以来なんと9日ぶりのシャワー(有料)。こんなに体を洗わなかったのは間違いなく人生初。温度調節のやたら難しいシャワーに苦戦しながら汚れと疲れを落としに落とす。これが温泉だったらとんでもない気持ちよさだったんだろうな。

夜はWIFI無料の喫茶店でくつろぐ。いくつか今どきの喫茶店、バーが並んでてびっくりした。ちょっと町の雰囲気から浮いているけど山を下りてきたトレッカーにはちょうど心地いい。

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外はティハールの祭りで蝋燭が灯されいい雰囲気。子供たちが家々をまわりお金や飴をもらってまわっていた。

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【15日目】エベレストトレッキング:ペリチェ4240m-ナムチェ3440m

26Oct2011 Periche-Namche

昨日、朝5時半に起きて午後3時過ぎまで歩きに歩いて歩き疲れて、疲れ果てているにもかかわらずとにかく寝付けないのはどうしてだろう。毎晩毎晩こんな感じでつらい。いつになったらぐっすり眠れるのか。。本日は6時過ぎ起床。

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【ペリチェの朝】

8時ペリチェを出発。下りに下る。だんだん空気が濃くなっていくのを体で感じる。深く呼吸ができるのを明らかに感じるのである。ダウンジャケット、フリース、ヒートテック、と次々に脱いで最後はTシャツ1枚。ナムチェに入る前にちょっとした登りがあったが全然息が持つ。立ち止まって呼吸を整えなくても体が粘れるのである。

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【タムセルク6618m】

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【アマ・ダブラム6814m】

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【タンボチェのゴンパ】

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【さりげなく紅葉の季節でもある】

3時過ぎ見覚えのある景色とともにナムチェの町が見えてくる。ようやくここまで戻ってこれた。。

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宿に入る前にクマールが自宅に招いてくれた。六畳一間のその暗くて狭い場所では飲み物と簡単な食べ物をローカルの人々相手に商売していてその時も何人かの人がお茶をすすっていた。

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7つ下25歳の奥さんとバイトの少女で切り盛りしているらしい。モゴル族の彼らはルクラの南で生まれ育ちナムチェに出て来てもう3年になるとのこと。クマールは10,11月のトレッキングシーズンだけ外人相手にポーターの仕事をやっている。今シーズンはこれで3組目。今年はこれで打ち止めらしい。じゃそれ以外は何の仕事してるの、と聞いたら何にも仕事がないと返ってきた。世の中どこも厳しいね。

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【クマールと2歳の息子。滅茶苦茶可愛い】

今日は2日目に言葉を交わした青年が働いている宿に宿泊。荷物を置いて休んでいるとクマールがやってきて彼をブッキングした前回の宿にもう一度来てくれ、と言う。どうも金が支払われないらしい。すぐにその宿に行って経緯を説明したが、いばる地主とおどおど小作人の関係を見せつけられ気分が悪かった。

さてさて我々には最後の懸念事項がもう一つ。ルクラからカトマンズまでの飛行機である。いつこのトレッキングが終わるか当然わからなかったのでそのチケットはまだ買っていない。明日ルクラで買うべきなのか、ここで予約を入れるべきか。。航空会社を特定させてしまうと他の会社の便は使えなくなるがルクラついて「次の空きは3日後だよ~」とか言われるのが怖すぎたので明後日28日12時のフライトを予約した。本当はもっと早朝のフライトがよかったが、ま、空いててよかった。後は天候よく無事に飛んでくれることを祈るのみ。(去年も1週間以上天候のせいで飛行機がまったく飛ばず町はトレッカーがごったがえして大変だったらしい。あの町でいつ飛ぶかわからない飛行機をただ待ち続けるのだけはご勘弁である。)

晩御飯は宿でおいしいチキンカレー。おかず2品サービスでつけてくれておかわりもOK。高度が下がると食欲も出てきておなかいっぱいいただく。

午後8時を回るとほとんどのお店も閉まり寂しくなるが今はティハールという大きなお祭りの期間らしくいくつかの場所で歌や踊りが催されそれを楽しそうに見てる人々が微笑ましかった。

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ネット屋に行くと入店を拒否された。日本人だとわかるとすごく恐縮していた。私はもはや完全なネパリである。

明日で歩くのも最後。幸せな気分で眠りにつく。(寒くないので初めて寝袋を使わなかった)





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【14日目】エベレストトレッキング:ゴラクシェプ5140m-カラパタール5550m-ペリチェ4240m

25Oct2011 Gorak Shep-Kala Pattar-Periche

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5時半起床。夜中ドイツおばさんの鼻をかむ大きな音で何度か起こされる。

6時半。すっかり明るくなった中、最後の宿題カラ・パタールを登ってゆく。

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【ゴラクシェプがあっという間に下に】

ゴーキョピーク登った時日の出はそんなに美しくない(メインの山々が逆光になる)のが分かったので今回は時間を気にせず、焦らず、苦しまず、で登ろうと思った。ゴーキョに比べれば急じゃないし、道も歩きやすく楽。体調も良かった。登り始めてすぐにエベレストが顔を見せてくれた。

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【エベレストウォーター】

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【あそこよりもう上に行くことはない・・】

08:15カラパタール・リー5550m到着。人生最高到達地点更新。

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【到着。トレッカーが続々と上がってくる】

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360度白い神々の山に囲まれる。遠近感がめちゃくちゃで何がなんだかよくわからない。が、とにかく素晴らしすぎる景色。

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【プ・モリ7165m】

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【プ・モリと私】

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【エベレスト8848m】
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【エベレストとヌプツェ7864mと私】

時を忘れていつまでも眺めていたいと思ったが急に冷たい風が強く吹いてきたので09:15下山開始。これ以上もう登らなくていい、後はルクラまでずっと下っていくだけだと思うとすごくうれしかった。もう靴ヒモ結ぶだけでハァハァ呼吸乱れる世界とはおさらば。

10:15ゴラクシェプに戻り荷物を取り11:00出発。

12:25ロブチェ到着。

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13:40ゾンラからの合流地点を通過。

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【向こうに見えるのがゾンラルート】

14:23タンボチェへの分岐を通過。

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15:17ペリチェ到着。クマールに連れてこられたのはペリチェで一番新しく居心地のよさそうな宿。

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今日はカラパタール5550mからペリチェ4240mと一気に1300mも下降。寒いといっても5000mとは明らかに違うし何かしようという気力もある。ここ数日宿に到着すると頭も体もスイッチが切れボーっとしてほんと何にもする気が起きなかった、というかできなかった。いつ以来かわからないほど久しぶりに顔を本気で洗顔する。今までは洗う気力も余裕も水もなし。首の後ろをウェットテッシューで拭いたら真っ黒だった。

明日も800m降りていく。嬉しい。

晩飯はフライドポテト。油をうけつけないのか半分も食べられず。

宿ではドイツの医学生達がトレッカーの健康診断をアレンジしいろんなデータを取っていた。やたら時間のかかりそうなアンケート用紙を見て無下に断った我々は電池切れで只のお荷物であったi pod touchを充電し(100ルピー)ナムチェ以来のネットをしに近くの宿へ。

そこで迎えてくれた人々が「ネパール人かと思った」。過去ネパールに来た時も何度か言われたが、今回はその比ではなくすごくよく言われる。ネパリはネパリでもシェルパ族にそっくりだとか。誇り高きシェルパ族に似ているといわれ正直ちょっと嬉しいのであった。

似ていると言われるとこう聞き返すことにしている。
「ね、そんなに似てる?そんなに似てるの、俺?マジで~?」
やっぱり嬉しい。





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【13日目】エベレストトレッキング:ロブチェ4930m-エベレストベースキャンプ5364m-ゴラクシェプ5140m

24Oct2011 Lobuche-Gorak Shep-Everest BC-Gorak Shep

寝袋に備え付けの薄い毛布をかけて寝てはみたものの今までで一番寒く何度か目が覚めた。寝袋の口を閉め蓑虫状態になっても足が冷たいまま。さすが5000m近くになると寒い。当たり前か。

5時半過ぎ起床。06:20出発。次のゴラクシェプまでは高度差わずか220mの楽な道。

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雪もなく快調に歩き08:20ゴラクシェプ到着。今朝早く宿を出たのには混んでるといわれるゴラクシェプでのベッドの確保という理由があった。先に行ってもらったクマールを見つけると特に残念そうな表情も見せずに「部屋無かった」と当然のように告げられムッとする。有能なガイドなら昨夜のうちに電話一本で確保できたんじゃないかとの疑念がまた頭をよぎる。代わりにガイド用ドミトリーのベッドをあてがわれる。1晩だけだからよしとする。

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お茶を飲み09:30、ゴーキョピーク、チョラパスに続く3つ目の宿題エベレストベースキャンプ5364mを目指す。

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【約30キロの梯子を担ぐ彼はドクターらしい】

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【エベレストだな~】

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【世界最高峰エベレスト8848m】

11:45BC到着。

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【BCも混雑】

ここからもうちょっと奥へ。

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奥の本当のBCに12:15到着。もうエベレスト登山シーズンは終わったようだがテントがいくつか。

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数日前ここには日本から栗木隊も陣取っていたはずであった。デポした食糧、機材をカラスにやられ登頂断念という残念な結末だったらしい。

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テントエリアにはトレッカーは入ることができず石をいくつか記念に拾い午後3時ゴラクシェプに戻ってきた。

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【ヌプツェに女神が!】

今日唯一の食事の夕食はおいしくないカレー。

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【大混雑】





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【12日目】エベレストトレッキング:ゾンラ4840m-ロブチェ4930m

23Oct2011 Dzongla-Lobuche NEPAL

7時過ぎ起床。体力回復。軽くパンケーキ食べ、ほとんど乾いた靴を履き9時過ぎ出発。

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溶けた雪と泥で歩きにくいが道はほとんど平坦で昨日に比べれば普通のお散歩。天気も快晴、山もより美しい。

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お昼12時、カラパタール本線に合流するや否や大勢のトレッカーに遭遇し雰囲気一変で変な感じ。

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こんなヘンピなところで混雑って。。ヤクももちろん登場。

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12時半ロブチェ到着。いくつかの宿を回ってみたが明らかに立派なUS50の高級宿を除きどこも満室といわれ結局クマールに連れて行かれたボロロッジに入り本日終了。

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今回のルートではこのロブチェと次のゴラクシェプが混んでるらしい。目の前に7879mのヌプツェが白く光り北には7165mのプ・モリの頭が見えた。

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【ヌプツェのこの壁!】

午後5時半、ヌプツェが夕焼けで真っ赤に燃える。午後3時くらいからだいたい雲が出てくるので初めて見る夕焼けであった。

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晩飯はチャーハン。ナベと2人で同じものを頼んだが、明らかに作った後に2人分だということに気づきそのまま半分に割ったと思われる量。今までで一番高く、また一番おいしく、そして一番少なかった。

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【冗談でしょ。。】

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【ロッジは大混雑】

9時過ぎ寝袋に入る。





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【11日目】エベレストトレッキング:タンナ4700m-チョーラパス5420m-ゾンラ4840m 【最高に疲労困憊な1日】

22Oct2011 Thangnag-Dzongla NEPAL

5時過ぎ起床。山のてっぺんが白く輝く快晴。この旅初のチベタンブレッドを朝食にいただき06:20出発。

誰も踏んでいない軟らかい雪の上を登って行く。

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【真ん中に見えるタンナから登ってきた】

雪でルートが隠れているのでクマールの後ろを慎重に歩いていくがことのほか疲れる。途中から大きな岩がゴロゴロ敷き詰められた場所。隙間がすべて雪で隠されているので足で踏み抜かないようにストックでこつこつ岩を叩きながら前進。

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【まだまだ元気!】

11時過ぎ目の前をすごい角度でそそり立つ峠が出現。

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【山と山の間が峠越えルート】

幸運なことに昨夜言っていた例のグループがちょうど峠を降りて来ていてルートを作っていてくれた。

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「この登りマジかいな・・」と呟きながら前進開始。すでに5000mは優に超え息がすぐあがる。10歩歩いては数分休みの繰返し。上を見てもゴールは全然近づかず振り返って下を見るとすごい恐怖感。スキー場でもこんなところ降りたことない!

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カトマンズで買ったボロストックは途中で接続部分が抜け使い物にならなくなり体を支えるものがなくなり心折れ(キレ)そうになる。「ちょっと滑ったらただじゃ済まないな、これ」と超びびりモード。滑って落ちたら岩にぶち当たって止まるしかない。ちょっと向こうに見える岩の壁にはひっきりなしに上から氷が音を立てて落ちてきて、俺なんでここに来ちゃったんだろ、トレッキングのレベルはるかに超えとるやないか・・、と泣きが入る。かといってもうここまで来たら戻れないし、何よりこれまで登ってきたルートは降りるほうがよほど難しく恐ろしく感じた。

太陽が直接雪面を照らし始めるととにかく暑くボーっとする始末。足元は雪がシャーベット状に溶けずるずる滑り何度か体ごと倒れ肝を冷やす。いつになったら峠の上に出られるのか・・絶望的な苦しい時間が続く。

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【写真じゃなく生で見せたいこの場面】

峠のてっぺんに着いたのは宿を出発してから約7時間後の13:10であった。

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【上ではとっとと上がって景色を満喫していたナベが爽やかな笑顔で迎えてくれた。絶好調のようだ】

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【峠のてっぺんからこれから歩く場所をのぞむ】

後は下り。まだまだ虐められるのであった。。

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【登りが終わったと思ったらいきなりこれ!】

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雪がなければどうってことないと思われるルートだが足を置くところに気を使わざるを得ずスピードもあがらない。

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新たに白く化粧した景色は確かに美しい。がそれを楽しめるほどの余裕は全くなかったのであった。

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【ゾンラはまだか・・としか考えられなかった】

予定よりはるかに時間がかかり15:50ゾンラに到着。

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約9時間半の行程であった。途中同じ方向へ行く人間に1人として会わなかった。会うわけねえだろ。。

最初に行ったロッジの宿代が500ルピー(これまでのロッジすべて200ルピー。お昼を食べないのでその分乗せてきたと思われる)と言われムッとし他のロッジへ。そこでは300と言われ結局新しい500の方に荷を下ろす。

ベッドに腰を落とすと精も根も尽き果てエネルギー残量ゼロでまったく動けず。食欲もなく晩飯は部屋でカップヌードル1個。日記を書く気力もなく中までびしょ濡れの靴とともにストーブの前で暖をとりながらただただ夜が来るのを待つ。。

思い出に残るという点では最強の1日。忘れようのない1日。





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【10日目】エベレストトレッキング:タンナで積雪のため停滞

21Oct2011 Thangnag NEPAL

05:40窓の外からクマールのノックで起床。外を見ると雪が積もっていた!止む気配なく5450mのチョーラパス越えは危険だということで今日はここで1日停滞決定。

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その後2度寝で11時。こんなに長い時間眠れたの今回初めて。

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【お昼雪はまだやまず】

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【話好きドクターと】

午後2時少しづつ太陽が戻ってくると一気に気温が上がってきた。宿より外のほうが全然暖かい。白い空がだんだん色を取り戻すと白く化粧した山々がその姿を見せた。

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【牛糞拾い中】

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【ああ、積もっちゃったよ・・】

夜、明日からのルートについてその場に居合わせたガイドも交え作戦会議(こういう時我がポーターのクマールは経験値が低いのでまったくアテにできない)。雪のチョーラ越えは積雪期はクローズされるほど危険、かつ誰も歩いていない新雪はルートが分からない。来た道を戻りポルチェまで下りてから改めてエベレストBCまで行ったほうがよい、という結論に。遠回りだし同じ道を戻るのはぶっちゃけ嫌だけどじゃ明日はそれで、と意を決したところでドクターが戻ってきて「隣の宿にあるグループの宿泊予約が入った。(反対側からやってくる)彼らがトレイルをつけてくれるから大丈夫。行ける!」と言ったものだから土壇場チョーラパス越え決行することに。(これで翌日の恐怖トレッキングが決まったとはこの時知る由もない・・)

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【どこの宿も夜は牛糞ストーブ】

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【料理関係はすべておまかせ。いつも笑顔で明るかった】

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【大盛りでくれたがちょっと残してしまった晩御飯】

雪のあがった空は天の川も丸見えの満天の星。雪で空気が掃除されたかな。





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【9日目】エベレストトレッキング:ゴーキョ4790m-ゴーキョピーク5360m-タンナ4700m

20Oct2011 Gokyo-Gokyo Peak-Thangnag NEPAL

久々によく眠れた。03:40起床。クマールとは4時出発で約束していたがいなかったので04:11ほっといて出発したら10分ぐらいのところで奴は待っていた。

真っ暗の中、懐中電灯で照らしながらひたすら登り。途中標高5000m越え。今まで自力で上がった高度はアンナプルナBCの4130mだったからとうに超えてるし、こんなにきっついの過去あったっけ級。

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【エベレスト夜明け前】

5,60歩歩くと息が上がり足が動かなくなる。体を休めては歩きだし歩数を数えながら歩く、の繰返し。ゴールがなかなか見えてこないのでちょっと感じる高山病の気と併せ疲労倍増。

06:15山の上に太陽が姿を見せた時にはまだ頂上に達していなかった。下りは早いが上りは遅い。。

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予定より大分遅れて06:45ゴーキョピーク5360m到着。

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疲れのブッ飛ぶ360度スーパーパノラマ。エベレストもお出迎え。2時間ほど恐ろしく素晴らしい景色を堪能し下山。

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下りは走るように降りていく。

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【真ん中のが自作】

1時間ほどで09:30ゴーキョの宿に到着。パンケーキの遅い朝食をとっていると、次の客が来るからとせかされるように部屋を追い出され11:20本日の宿泊地タンナ(Thangnag)へ向け出発。

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このルートはゴジュンバ氷河を横切ることになる。氷河の上を歩いているのだが表面は土砂、岩で覆われているので、時々現れる氷を見ない限りその実感はない。自分の足の下は何百年も前の雪が下ってきたもの・・という感傷に浸ることもなくただただ歩き続ける。

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【こういうのがないとここが氷河の上だとわからない。。】

途中履いてたヒートテックタイツを脱ぐと気分良く歩けるようになった。今回持ってきたタイツは2枚。そのうち今日身に着けていたタイツは足にピッチリストッキングタイプ(もう片方は余裕のあるハニカムタイプ)。足にしっかり絡みついていて坂の上下には歩きにくい代物で体力奪われていたような気がする。高山病とのシナジー効果で今日はおかげできつかった。。

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【落石が怖かった。。】

13:40タンナ到着。ゴーキョからタンナまで何組かのトレッカーとすれ違ったが、同じ方向へ行く人達とは会わず。チョーラ(Cho-La)パス越える人はあまりいないみたいだ。客は我々のほかにイタリア人2人。あとこのグループのガイド、ポーター連中。

段々寒くなってきたと思ったら雪が降り始める。

この宿にはこの地域でボランティアドクターをやっているというニマ・ナムギャルさんという人がいて(この宿は彼の弟がオーナーで我々が先日ドーレで泊まった宿はお母さんがやってるとのこと)彼が上手に英語を喋れたのでいろいろな地元話が聞けてとても楽しかった。どうせ効かないだろうからと飲まずにもっていた高山病の薬、飲んだほうがいいといわれ本日より服用開始。

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夕食はポテトのお好み焼き。胃がすっかり小さくなっていてちょっと食べるとおなか一杯。気分が悪くなる始末。。





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【8日目】エベレストトレッキング:マッツェルモ4470m-ゴーキョ4790m

19Oct2011 Machhermo-Gokyo NEPAL

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全然寝付けず。かといってやることがあるわけでもなく、ただただ時間が過ぎていくのを目を閉じて耐えるだけ。たぶん午前1時過ぎには眠りに落ちたか。。

6時過ぎ起床。8時前に出発したとき既に後頭部に違和感。少し歩けば治ると思っていたがよくなるどころか悪くなる一方。

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幸い道はたいしたことなく3つの美しい氷河湖(ドゥードゥーポカリ)を超えお昼12時ゴーキョに到着。こんなに痛いの今回初めて。でも景色はすごい!

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【あれがメーンイベントの1つ、ゴーキョピーク!】

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【ゴーキョ到着】

高山病の時は昼寝をしないほうがいい、とクマールに言われる。昨日のように眠れない夜はつらいので自分でもそのつもりでいた。ペペロンチーノをランチに取り食堂でまどろんでたらだんだん寒くなってきた。部屋で寝袋に入り暖をとろうとしたらなんてことはない、5分で落ちてた。。

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【ゴーキョとチョー・オユー8201m】

晩飯は持ってきた粉末オニオンスープのみ。食欲は相変わらずないが頭痛は取れてきた。





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Author:koji
やったらやったでどーにかなるよ!のいい加減さと石橋叩きすぎ心配症の2面性を持つ男。
人生は一度きりとか言われるとなんかやたら焦る・・・

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